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サブカル雑食手帳

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2015年06月27日

アイドルグループ・制服向上委員会

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 護憲団体「憲法九条やまとの会」が開催したイベントでアイドルグループ・制服向上委員会が自民党を批判する歌詞を繰り返し歌ったことに対し、自民市議らが逆ギレしたとかっていうんで、制服向上委員会ってどんなおもろい歌を歌ってるアイドルグループなんだろうと内心わくわくしながらユーチューブで聴いてみたのだが・・・・・あにはからんや、まったく毒気のない軽いおちょくり程度の歌詞にいささか拍子抜けしてしまった。まあそれにつけても、この程度の他愛もない少女らのおちょくりソングにまでいちいち逆ギレした挙句、市に圧力までかけちゃうとはもう今の自民党、大人げないを通り越して正気の沙汰とは思えませんな。

posted by 下等遊民 at 00:04| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月23日

元少年Aの手記について

 1997年に起きた神戸連続児童殺傷事件の加害者である元少年Aの手記「絶歌」(太田出版)を読んだ。
 ドストエフスキー「罪と罰」、太宰治「人間失格」、三島由紀夫「金閣寺」、村上龍「コインロッカー・ベイビーズ」、村上春樹「海辺のカフカ」など著名な文学作品からの我田引水的引用が多いのが何ともキザっぽくて鼻についた(実際、ネット上で散見する読者レビューも、「全編ナルシシズムに満ちたきしょい自伝的小説」「殺人犯の武勇伝本」「胸糞が悪くなるほどの自己陶酔本」といった類いのものが圧倒的多数を占めている)とは言え、この本には、かつて少年Aを猟奇的犯行に駆り立てた「性的サディズム」(「精神鑑定書」より)が、彼の内部でどのように形成されていったかを解明する上で役立つ部分も少なからず含まれているように思った。とりわけ、亡くなった祖母の部屋で実行された「冒涜の儀式」について書かれた「原罪」という節の中の文章は、少年Aの中で、いかにして「苦痛」と「快楽」が不可分のもの(手記によると少年Aは他者の身体のみならず、自分自身の身体を傷つけることにもある種の性的快楽を見出していたようだ)となってしまったかという問いに対する明快な答えであるとも言えるだろう。
(以下引用)

 「祖母が亡くなってからも、僕はよく祖母の部屋へ行き、祖母と一緒に過ごした想い出に浸った。祖母のいなくなった部屋は残酷なほど静かで、僕の喪失感を否が上にも倍増させた。それでも祖母の部屋へ行かずにはいられなかった。
 ある時、祖母の部屋の押し入れの扉を開けた。押し入れは二段式で、上の段に祖母が使っていた布団があり、下の段の奥には祖母の着物が二着、きれいに折り畳まれ仕舞われていた。その着物のすぐ横に、祖母の愛用した電気按摩器が置かれていた。肩凝りのひどかった祖母は、よくこれを使って自分の肩をマッサージしていた。僕もその按摩器を使って祖母の肩や脚をマッサージしたことがあった。
 僕はおもむろに押入れから電気按摩器を取り出した。全長は三十センチほど。グリップ部は黄色で直径は缶コーヒーくらい。先端はお椀型に広がり、身体に当てる部分は肌色の弾力のある素材でできていた。そこに触れると祖母の温もりや感触がまだ残っているように感じられた。8の字に束ねられたコードを解き、プラグをコンセントに挿し込む。祖母の位牌の前に正座し、電源を入れ、振動の強さを中間に設定し、祖母の想い出と戯れるように、肩や腕や脚、頬や頭や喉に按摩器を押し当て、かつて祖母を癒したであろう心地よい振動に身を委ねた。
 何の気なしにペニスにも当ててみる。その時突然、身体じゅうを揺さぶっている異質の感覚を意識した。まだ包皮も剥けていないペニスが、痛みを伴いながらみるみる膨らんでくる。ペニスがそんなふうに大きくなるなんて知らなかった。僕は急に怖くなった。
 不意に激しい尿意を感じた。こんなところで漏らしては大ごとになる。だがどうしても途中でやめることができなかった。苦痛に近い快楽に悶える身体。正座し、背を丸め前のめりになり、按摩器の振動にシンクロするように全身を痙攣させるその姿は、後ろから見れば割腹でもしているように映ったかもしれない。
 遠のく意識の中で、僕は必死に祖母の幻影を追いかけた。祖母の声、祖母の匂い、祖母の感触・・・・・・。涙と鼻水とよだれが混ざり合い、按摩器を掴む両手にボタボタと糸を引いて滴り落ちた。
 次の瞬間、尿道に針金を突っ込まれたような激痛が走った。あまりの痛さに一瞬呼吸が止まり、僕は按摩器を手放し畳の上に倒れ込んだ。
数分気絶していたようだった。眼を開けると電源が入れっぱなしになった按摩器の振動が畳を這って頬に伝わってきた。
 体勢を起こし、按摩器のスイッチを切ると、しばらく呆けたように宙を見つめた。下着のなかにひんやりとした不快感がある。『血でも出たのかもしれない』。そう思い下着をめくると、見たこともない白濁したジェル状の液体がこびりついていた。
 性的な知識など何もなかった。だが自分がしたことが、とんでもなく穢らわしい行為であるというのは、直感的に感じ取った。
 僕は祖母の位牌の前で、祖母の遺影に見つめられながら、祖母の愛用していた遺品で、祖母のことを想いながら、精通を経験した。
 僕のなかで、“性”と“死”が“罪悪感”という接着剤でがっちりと結合した瞬間だった。」(引用ここまで)

ちなみに、「射精に伴う激痛」については、後に精神科医に話したところ、「性欲に対する罪悪感の表れ」であるとの説明を受けたそうであるが、もしこれが泌尿器科医だったとしてもまったく同じ説明をしたであろうか。いずれにしろ、この「射精に伴う激痛」こそが少年Aの「性的サディズム」の原点であることだけは確かだろう。
posted by 下等遊民 at 20:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月12日

追悼・吸血鬼ドラキュラ

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 1958年公開のホラー映画「吸血鬼ドラキュラ」を始め、多くのホラー映画で名演技を披露してきた怪優(?)クリストファー・リーが昨日、逝去されたとのこと(享年93)。ホラー映画の中でもドラキュラ物はとりわけ大好物(美女を次々と襲ってはその生血を吸い不老不死の肉体を保っていくなんてこりゃもう「憧れるな」という方がどだい無理でやんすな)なのでこれまで様々なドラキュラ映画を見てきたが、やっぱドラキュラ伯爵をやらせたらクリストファー・リーの右に出る者はいないのではないだろうか(B級感では「処女の生血」のウド・キアがダントツだったが、格調という点ではクリストファー・リーに敵わない)。そんなわけで、今夜はクリストファー・リー主演の「吸血鬼ドラキュラ」を久しぶりに見てみたい気分になったきた。合掌(でいいのかな?)。

posted by 下等遊民 at 11:58| Comment(10) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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