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サブカル雑食手帳

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2016年04月24日

エロ雑誌の中の「昭和」(8)

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 昭和37年(1962年)に起きたマリリン・モンローの怪死事件は当時、日本でも大変な話題となり、その後はちょっとしたモンローブームのような社会現象が続いたようで、たとえば、「週刊文春」に連載された船橋聖一の「モンローのような女」という小説が、昭和39年(1964年)に松竹で映画化(主演・佐田啓二)されたのもその一例であるが、「別冊近代映画」(近代映画社)昭和40年(1965年)3月号(日本映画セクシー特集号第2集)の「“和製モンロー”始末記」という記事によると、松竹はこの映画の製作にあたって、素人(?)女性限定で大々的に主演女優を募集、そのために一億円という巨費を投じたという。結局のところ、主演女優に選ばれた真理明美はそれ以前にも及川久美子という本名でドキュメンタリー映画に出演していたため、まったくの素人というわけではなかったが、いずれにしろ、松竹がこの作品で、斜陽産業と呼ばれた当時の日本映画界の起死回生を狙っていたことだけは確かだろう。「モンローのような女」は未見なのだが、機会があれば是非、見てみたい一本であります。

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posted by 下等遊民 at 00:52| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする