
少し前に「座右の漫画」として、とりいかずよし氏の「トイレット博士」、及び永井豪氏の「オモライくん」を取り上げたが、 自ら奇想漫画家を名乗る駕籠真太郎氏の怪作「輝け!大東亜共栄圏」(太田出版)も当然のことながら(爆!)、私にとってはいつまでも「座右の漫画」にしておきたい一冊である。「トイレット博士」と「オモライくん」がいずれも少年漫画誌から生まれた作品であるのに対し、「輝け!大東亜共栄圏」は「漫画フラミンゴ」という特殊エロ漫画誌が初出である。内容は太平洋戦争の頃の大日本帝国をスカトロ(糞尿愛好)的な妄想にもとづいて徹底的にパロディ化したものだが(とりわけ、巨大少女のうんこ爆弾には度胆を抜かれた)、全編にみなぎる作者の糞尿に対する並々ならぬ愛着がこの作品を単なる反戦的パロディ漫画とは一線を画した恐ろしく病的な匂いのするものに仕上げている。
駕籠真太郎氏は現在も「Baby Face」(ベビーフェイス)」(隔月刊)というアナスカ(アナル&スカトロ)専門誌に毎回このようなスカトロ史観(?)に立脚した作品を掲載しているが、誰でも氏の作品のどれか一頁を見ただけで、「この人は普通ではない(もちろんホメ言葉だが)」と思うに違いない筈だ。「輝け!大東亜共栄圏」を小林よしのりの「戦争論」などと一緒に読んでみるのも一興かも知れない。
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【日記の最新記事】


「うんこ映画祭」という実に興味深いイベントもやっているようですし・・・
さしあたり、どの辺の作品から読むと良いか教えていただけると助かります。(早速購入せねば)
>きっとどこかで目にしている可能性
「ベビーフェイス」という雑誌が毎号必ずこの人の作品を掲載していますので、もしこの雑誌のバックナンバーをお持ちでしたらチェックしてみて下さい。常軌を逸したシュールさに度胆を抜かれること間違いなし!
>「うんこ映画祭」
以前この人が新宿ロフトプラスワンで主催した「うんこ祭」(残念ながら見てませんが)についてのインタビューがありました。
http://www.loft-prj.co.jp/interview/0401/09.html
>どの辺の作品から読むと良いか
これまでに出た単行本もかなりの数に上っているようですが、スカトロ+ミリタリーギャグがこの人の真骨頂であるという点を踏まえれば、やはり「輝け!大東亜共栄圏」がベストではないでしょうかね。(私もこの人の作品を全部読んだわけではないですが)