ような主義主張を持つ者の思想・良心の自由も、他者の権利を
侵害するなど公共の福祉に反しない限り、憲法上保護に値する
権利。起立や斉唱の義務を課すことは思想・良心の自由を侵害
する」
「皇国思想や軍国主義思想の精神的支柱として用いられてき
たことがあることば否定し難い歴史的事実であり,国旗・国歌
法により,日の丸,君が代が国旗,国歌と規定された現在にお
いても,なお国民の間で宗教的,
政治的にみて日の丸,君が代が価値中立的なものと認められる
までには至っていない」
入学式や卒業式での国旗・国歌強制に対して、東京地裁が下
した上記の判決は、憲法に照らせば至極当然のこととは言え、
「国旗掲揚・国歌斉唱」の徹底を学校現場に求める動きが激化し
つつあった現状を考えれば、まさに画期的といえるもの。
そこで、今回は「日の丸」の問題はさておき、「日の丸」と同
様、価値中立的なものと認められるまでには至っていない「君が
代」をいかにして価値中立的なものにしていくかということを
ちょっくら考えてみたいと思います。例えば歌詞を全面的に替え
てしまうという方法。少し前にネット上で流行った英語の替え歌
をそのまま本歌として採用してしまうのもいいかも知れません。
この替え歌はとても良く出来ていて、ちょっと聴いただけだと、
まるで日本語の「君が代」のように聴こえてしまうところがミソ。
き み が あ よ お わ
kiss me, girl, and your old one
ち よ に い い や ち よ に
a tip you need, it is years till you're near this
さ ざ で い し の
sound of the dead "will she know
し わ お と な り て
she wants all to not really take
こ け の む う す う ま あ で
cold caves know moon is with whom mad and dead"
翻訳は苦手なので止めておきますが、歌詞の内容は従軍慰安
婦や戦後補償などのテーマを暗示した一種の反戦歌で、皇室に
対する敬慕とはおよそかけ離れたもの。
(因みに「君が代」というのはもともと「古今和歌集」の中から取り
出した恋歌で、「君」はyouと同意らしい)
さて、次に考えられるのが歌詞の一部を変更することによっ
て、国歌としての「君が代」が担わされた皇国イデオロギーを
換骨奪胎してしまうという方法。
3月22日の朝日新聞に掲載された「『民が代』の歌 皆で
広めよう」という投書がまさにこれに当たります。「K」を
「T」に替えるだけで国歌としての「君が代」が日本国憲法と
矛盾しないものに一変してしまうわけで、これも一つの素晴ら
しいアイデアだと思いました。そこで私も「この方法を使って
他にも何かバージョンはないものか」とない知恵を振り絞って
考えてみた結果思いついたのが「フェミが世」。ただ、これだ
と「Y染色体万歳!」「行きすぎたジェンダーフリーけしから
んキイキイ」の連中はフェミナチの歌だといって騒ぎだすかも
知れませんけどね。
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