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サブカル雑食手帳

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2016年01月15日

粋(?)な受験参考書

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 自分が受験生だった頃にもこんな受験参考書があったとしたら、もう少し受験勉強にも身が入っただろうに、なんて不謹慎なことを考えてしまうのは私だけだろうか。もちろん、子どもに使わせたくない下品でセクハラな例文が多いということでこのところ世間を騒がせている「生きるセンター漢字・小説語句」(駿台文庫)のことである。問題となっている例文からいくつかをピックアップしてみると、「胸のデカさに俺はキョソを失った。」「彼女の体のユルやかなラインが僕をほっとさせる。」「彼女のなだらかなキュウリョウをうっとりと眺めた。」「きみのエキスをチュウシュツして飲み干したい。」「男なら君に大いにカンキョウをもよおすよ。」「相手が気持ちいい程度にソクバクするんだよ。」「敏感なところは強くシゲキしちゃだめよ。」「あらゆるソクメンから君を研究したい。」「下僕のように扱われることが快感だった。」「息をのんで女子の着替えを見つめる。」「彼女はたまらず声を洩らした。」等々で、これらについては、「手垢にまみれた昭和の官能小説を素人が真似したような駄文」といった、ある意味では的確な批判もSNSでは上がっているようだが、ただあくまでも漢字を覚えるための例文なので、別に美文・名文である必要はないんじゃないかとも思うんですけどね(「記憶に残る例文・意味で生きる漢字・語彙力を!」というキャッチコピーには笑えるが)。といったところで遅ればせながら今年もよろしくお願い申し上げます。

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posted by 下等遊民 at 00:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はーい。センセ―。

胸のデカさに俺はキョソを失った → 胸の巨大さに俺は挙措を失った

彼女の体のユルやかなラインが僕をほっとさせる → 彼女の体の緩やかな裸淫が僕をほっとさせる

彼女のなだらかなキュウリョウをうっとりと眺めた → 彼女のなだらかな丘陵をうっとりと眺めた

きみのエキスをチュウシュツして飲み干したい → きみの液酢を抽出して飲み干したい 

男なら君に大いにカンキョウをもよおすよ  → 男なら君に大いに感興をもよおすよ。

相手が気持ちいい程度にソクバクするんだよ →
相手が気持ちいい程度に束縛するんだよ

敏感なところは強くシゲキしちゃだめよ → 敏感なところは強く刺戟しちゃだめよ

あらゆるソクメンから君を研究したい  → あらゆる側面から君を研究したい


 昭和エロワードの書き取りなんてのもあれば面白いですね。

 押し寄せるカンノウのナミに、彼女はメクルメくカイカンを覚えた  とかなんとか。

 ラジョとか書かれたら正答率は低いかな。

Posted by kuroneko at 2016年01月16日 00:04
 >kuroneko様

 霜(下?)栄先生にかわって、模範(?)回答、ありがとうございます。特にライン→裸淫、エキス→液酢といった漢字変換はなかなかに味わい深いものがありますな。調べてみたところ、エキスは越幾斯と漢字変換するようなんですが、残念ながらこれではまったくヤラシイ妄想が湧かんというか。

 >昭和エロワードの書き取り

 まあエロ本や官能小説で漢字をマスターすること自体は昔から行われていた定番学習法のひとつに過ぎないんですが、今回、それを受験参考書に取り入れちゃったところはやはり画期的というか蛮勇というか「やっちまったなあ」というか、いずれにしても脱帽ものではないかと。霜先生には今回の回収騒ぎに懲りることなく、今後とも昭和エロワード路線を貫いていただきたいものであります。

 >押し寄せるカンノウのナミに、彼女はメクルメくカイカンを覚えた

 彼女はメクルメく快感にミをマカせた、なんてのもよくある表現ですよね。ちなみに、「週刊文春」最新号の「淑女の雑誌から」というコーナーで紹介されている、「なんか私もエロい気分になってきてしまい、コタツの中に隠れて、二人の声をオカズに自分のイジり始めてしまいました(照笑)。」(「恋愛天国・2月号・読者実体験告白」より)なんて文章も書き取り問題に使えそうな。それにつけてもこのテの文章というのは、「ファニー・ヒル」が書かれた頃からほどんと変わっていないようですな。
Posted by 下等遊民 at 2016年01月16日 21:47
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