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サブカル雑食手帳

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2016年01月29日

サブカル系出版社のネトウヨ化

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 昨年12月に青林堂より刊行された「『そうだ難民しよう!』はすみとしこの世界」をめぐって、書店「書泉グランデ」が来月開かれる予定だった、はすみとしこ氏のサイン会を中止したとのこと。理由は「書店が差別に加担するのか」といった抗議が殺到しているためらしいのだが、サイン会中止の是非はひとまず措くとして、青林堂といえば真っ先に伝説の漫画雑誌「ガロ」をイメージしてしまう世代のはしくれとしては、書店で最近やたらと幅を利かしているこのテのヘイト本(ネトウヨ本)を青林堂が手がけているという事態にまず驚かざるを得ないのである。ま〜エロ本愛好家としましては、なんぼ出版業界が不況だとはいえ、正直、こんな領域に手を出すよりはまだエロ本の出版で生き延びてほしかったともついつい考えてしまうのだが、オークラ出版とか晋遊舎とかいったかつてのエロ本出版社も最近は青林堂同様、ヘイト本(ネトウヨ本)に手を出しているところを見ると、出版業界にあって現在もっとも収益を見込めるのがヘイト本(ネトウヨ本)の刊行であるのかも知れない。エロ本滅びて、ヘイト本(ネトウヨ本)栄える、あ〜いやな御時世になったものである。

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posted by 下等遊民 at 20:51| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
エロ本という王道のいやらしさと扇情性で食い詰めて、ヘイトという邪道で読者の俗情に媚びるというのは、由々しき事態ですねえ。

「ねえちゃん、××××しようぜ」と「朝鮮人、殺せ」の懸隔は大きいもんなあ。
ヘイトスピーチは下品じゃすまないものですから。
Posted by kuroneko at 2016年01月31日 10:57
 >kuroneko様

 >ヘイトスピーチは下品じゃすまないものですから。

 少数派であるとはいえ、スカトロマニアの一種にウンコやオシッコよりもゲロの方に欲情するゲロマニアが存在する以上、ナショナリズムという安酒に溺れた酔っ払いが吐き散らすゲロ(ヘイトスピーチ)に興奮するゲロマニアが人目を忍んでひっそりと存在すること自体は少しも不思議なことではないと思うんですが、そうしたゲロマニアを興奮させるためのムック本がいっぱしの思想書みたいな振りをして書店の思想書コーナーに堂々と並んでいる光景というのはどう考えても異様というしかないような気もするんですけどね。エロ本出すよりヘイト本出す方が収益が見込めるということであれば、大衆の俗情の変化を見ることに敏な一部のエロ本出版社がそちらの方向にシフトしていくのは当然のことといえば当然のことであって、問題とすべきはエロや芸能スキャンダルよりもヘイトの方にカタルシスを求めるようになってしまった大衆の俗情の変容の方かも知れませんな。
Posted by 下等遊民 at 2016年01月31日 20:43
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