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サブカル雑食手帳

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2016年03月06日

エロ雑誌の中の「昭和」(4)

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1970年前後の大学闘争華やかなりし頃、活動家達が被るヘルメットは、赤ヘル(共産同系)、白ヘル(革共同系)、青ヘル(社青同系)といったように、所属するセクトによって色分けされていたが、中には既成のセクトに属さず、少人数で過激なゲリラ活動を展開する黒ヘルグループもいて、そのヘルメットには大抵、「ノンセクト・ラジカル」を意味する「NОN」の文字が記されていた。当時、10・21国際反戦デーなど、多くの活動家が集まるお祭り騒ぎでは必ずといっていいほど、こうした黒ヘルグループによるジグザグデモを目にしたものである。「問題SM小説」(コバルト社)昭和47年(1972年)6月号に、「黒ヘルゲリラの女」(沖春二)というタイトルのSM小説が掲載されているのを見ただけでも、その当時、「黒ヘル」が時代を読み解くキーワードのひとつであったことがわかるような気がするのである。
posted by 下等遊民 at 13:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
雑誌名のSMって、サドとマゾのSMなんですかね。わたしは一見、そう思いましたが。
SuspenseとMystery と書いてあるからその頭文字を並べたのかな。
でも、それでサドマゾと勘違いした人もいるかも。
Posted by kuroneko at 2016年03月08日 23:12
 >kuroneko様

 >雑誌名のSMって、サドとマゾのSMなんですかね。

 雑誌の性質から言えば、明らかにサドとマゾのSMなんですが、これに版元であるコバルト社の編集者が遊び心で、SuspenseとMystery と小さく書き込んだんじゃないでしょうかね。コバルト社の編集者はよほどこのシャレが気に入っていたと見えて、昭和43年に同社より創刊された「SMマガジン」という雑誌にも同じように、「サスペンス&ミステリー」と書き込んでいたようです。もしかすると、SMマニアのみならず、サスペンス&ミステリーファンにも買わせようという魂胆だったのかも知れませんが。

http://smpedia.com/index.php?title=%E3%82%B5%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%82%B9%26%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%AC%E3%82%B8%E3%83%B3
Posted by 下等遊民 at 2016年03月09日 13:32
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