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サブカル雑食手帳

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2017年12月31日

蜘蛛の糸

 2017年新語・流行語大賞の年間大賞を受賞した「インスタ映え」、「忖度」をはじめ、「うんこ漢字ドリル」(古屋雄作)、「一線を越える」(今井絵里子参議院議員)、「35億」(ブルゾンちえみ)、「魔の2回生」(森山志乃芙)、 「このハゲーーー!」(豊田真由子元衆議院議員)など今年も傑作な流行語がいくつも飛び出したが、それらすべてを凌駕するほどのインパクトがあったのはやはり小池百合子都知事の「排除いたします」ではなかろうか。これに関してなかなかうまいことを言うなと思ったのは、本屋で立ち読みした某右翼雑誌の中で、作家の百田尚樹氏が都知事とまったく同じことを言っていた希望の党所属の細野豪志前衆議院議員を芥川龍之介の「蜘蛛の糸」に出てくる前泥棒カンダタに喩えていたところである。

「地獄で苦しんでいるカンダタは生前一つだけ良いことをした。踏み潰す寸前の蜘蛛に気がつき、助けた。お釈迦様はこれを嘉し、天上から蜘蛛の糸を垂らした。糸に気がついたカンダタは糸を登り始める。これを見た他の亡者どもも糸を登る。カンダタは奴らの重みで糸が切れてしまうと恐れ、下りろと叫んでしまう。その時、糸は切れるのだ。」

百田尚樹氏といえば、沖縄の反基地闘争についての的外れな誹謗中傷や歯の浮くような安倍総理礼賛などどうしようもないトンデモ作家であることは間違いないのだが、たとえ大嫌いな作家であろうとも的確な発言があればちゃんと評価するところが私のエライところでもある、とちゃっかり自画自賛したところで、皆さん、良いお年を!
posted by 下等遊民 at 10:24| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
引用して記事を書きました。

「政権交代可能な第二の保守政党」なんて細野氏たちは口走るんでしょうが、傍から見ると風読み、勝ち馬さがし、にしか見えないって自覚は、当人たちにないでしょうね。
Posted by kuroneko at 2018年01月02日 14:09
 >kuronekoさま

 >傍から見ると風読み、勝ち馬さがし、にしか見えないって自覚は、当人たちにないでしょうね。

 昨年、衆議院選挙直前の某テレビ番組で細野氏が希望の党が選挙に負けるわけにいかない理由として、立候補者の中にこれまでの職をなげうって出馬している者が少なからずいるということを挙げていたんですが、そんなことは私的な事情であって、有権者にはまったくもってどうでもいいことではないかと思うんですけどね。こういうところも百田氏の「細野豪志=カンダタ」論に真実味を与えてしまう一因となっているんじゃないかと。
Posted by 下等遊民 at 2018年01月03日 02:09
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