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サブカル雑食手帳

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2019年02月12日

性的唯幻論とアダルトショップ

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 「わたしにとって、これが人生最後の本になるであろう。」との帯の文句についつい惹かれて、少なくとも10年以上は読んでいなかった岸田秀氏の唯幻論最新版「唯幻論始末記」(いそっぷ社)を購入。1977年に「ものぐさ精神分析」(青土社)でデビューして以来、一貫して唯幻論(性的唯幻論と史的唯幻論)なる独創的な理論を唱え続けてきた岸田秀氏であるが、これまでにものした著書の多さを見ただけでもとうてい岸田秀氏が「ものぐさ」な人間であるとは思えないのである。ただ「ものぐさ精神分析」というのは、自分でものを考えようとせず、ただただ他人が書いたものを受け売りすることで多少なりともものを考えているようなふりをしたい私のような怠惰な人間にとって非常に使い勝手のいい本であることだけは確かだと思うが。ちなみに↓の画像はアダルトショップの一角を捉えたものだが、人間の性欲は生物学的な種族保存本能に基づくものではなく、人それぞれの変な幻想に基づいたものであるという性的唯幻論の骨子を実にわかりやすく具現化したものであるとは言えないだろうか。

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(クリックして拡大)


 
posted by 下等遊民 at 02:18| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
スカトロ系のコーナーですか。
「おなら」ってどう映像化するのかなあ。

一大事花嫁どうか屁がでそう とか古川柳にはたくさんおならを題材にしたものがありますけど。


痴漢ではなく痴姦なんですね。痴れ者、馬鹿者ではなくアホな性的行為、トホホな性幻想にふける。 人間ならではの行為であることは間違いない。    
Posted by kuroneko at 2019年02月13日 23:15
 >kuronekoさま

 >「おなら」ってどう映像化するのかなあ。

 これについては、浴槽の中でしてもらって泡が出てくるところを撮影したり、粉に吹きかけて粉が舞い上がるところを撮影したり、ガーゼに吹きかけてガーゼが浮き上ところを撮影したりと「業界」もそれなりに苦労しているようであります。

 >一大事花嫁どうか屁がでそう とか古川柳にはたくさんおならを題材にしたものがありますけど。

 早速、「古川柳・おなら」で検索してみたところ、「屁をひったより気の毒はおならなり」なんてのもあるようですね。どうやら「屁」は音がしないやつで「おなら」は音がするやつのことをいうそうな。ところで「屁・おなら」といえば、昭和22年11月に出たカストリ雑誌「変態集団」の創刊の辞がこんな内容だったとか。

「漢にては放屁と謂ひ、上方にては屁をこくと謂ひ、関東にてはひると謂ふ。女中は都でおならといふ、其語は異なれども、鳴きと臭きは同じことなり。その音に三等あり。ブッと鳴るもの上品にして其形圓るく、ブゥと鳴るもの中品にして其形飯櫃形なり。スーとすかすもの下品にて細長くして少々ひらたし。抑、一心に努れば本誌また奇々妙々天下に鳴ん事、屁よりも強く其功大ならん。いふも又屁理屈臭しか?予が論屁の如しといはばいへ。我も亦屁ともおもはず。」(長谷川卓也「《カストリ文化》考」三一書房)
Posted by 下等遊民 at 2019年02月14日 23:09
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