「かように投稿の道は険しく果てしない。ひとつ間違えると、
エロとか肉欲とかいうものとは別の世界に入り込んでしまうこ
ともある。」(「別冊宝島・官能本大全!」より)
「週刊文春」11/1号の「札幌ハメ撮り教頭の妻が自ら綴った
『夫に騙され続けた16年』」という記事を読んだ時、ふと
「病膏盲(こうもう)に入る」という諺があったことを思い出して
しまった。今どき未成年買春で教育者が逮捕されるなんて事件
は珍しくもなんともないが、件の元小学校教頭H氏の場合、驚か
されたのは自ら撮影した「ハメ撮り写真」を投稿することへの
執念の凄まじさだ。この妻の手記を読むと、元教頭H氏こと、ア
スピリンスノー氏は投稿歴16年の間に腕に磨きをかけながら、
遂にはこの世界で「神」とか「生きる伝説」とか呼ばれるほど
の名カメラマンに変貌していったことが窺える。「週刊文春」
の記事では「アスピリンスノーが常連だった投稿誌」として
「ニャン2倶楽部」(コアマガジン刊)という雑誌が紹介さ
れていたので、まずはその最新号を購入してみたのだが、こ
のテの雑誌に集う投稿マニアたちの鬼気迫る執念にはただた
だ恐れ入るばかり、そこには雑誌ならではの猥雑な熱気に満
ち満ちた世界が繰り広げられていたのであった。目下停滞が
取沙汰されるエロ本業界にあって、辛うじてサバイバルでき
るのは所謂「熟女本」とこのテの「投稿雑誌」だけかも知れ
ないという気がしてきたほどである。
因に「病膏盲(こうもう)に入る」をYahoo辞書で調べてみたと
ころ次のように解説してあった。
晋(しん)の景公が、病魔が膏と肓の間に入り、名医も治療で
きないという夢をみたという「左氏伝(成公十年)」の故事か
ら。誤って「病膏盲(こうもう)に入る」とも
「病膏盲(こうもう)に入る」
[1] 治療のほどこしようのないほど病気が重くなる。
[2] 何かに熱中して抜け出せなくなるたとえ。
--------------------------------------
Easy + Joy + Powerful = Yahoo! Bookmarks x Toolbar
http://pr.mail.yahoo.co.jp/toolbar/


「こうこう」で変換して「こうもう」では変換しない「膏肓」(なんとかpad)
厳密には下の部首は「日」ではなく「月」(にくづき)ですね。
http://www.ganka.jp/yamai-koukou.htm
http://www.asahi-net.or.jp/~bv7h-hsm/koji/koukou.html
御指摘ありがとうございます。仰る通り、正しくは「膏肓(こうこう)」でしたよね。yahoo辞書にも、「誤って『病膏盲(こうもう)に入る』とも」との記述があり、それを引用しておきながら、その上の文章で誤って「病膏盲(こうもう)に入る」と表記してしまいました。大好きな言葉なんで、今度こそ正しく記憶しておきたいと思います。
(追記)
御紹介頂いたhtml、興味深く読ませて頂きました。「肓」という字は日常生活ではほとんど目にすることがない上に、作りが「盲」と酷似してるため混同されやすいようですが、意味は全く違うし、しかも「病膏盲(こうもう)に入る」だと現在では差別用語にも指定されそうですよね。拙エントリーの場合、「病投稿に入る」というタイトルでも良かったかなと思いました。