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サブカル雑食手帳

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2019年01月12日

バイブ批評

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「彼から安楽死を考えていると打ち明けられたのは、私がアマゾンで女性用バイブレーターのカスタマーレビューを読んでいる時だった。」という衝撃的(?)な書き出しに惹かれて、社会学者の古市憲寿氏の初小説で第160回芥川賞の候補作でもある「平成くん、さようなら」(文藝春秋)を昨日から読み始めた。まあこの程度の文章を「衝撃的」などと感じること自体、当方の感性がバリバリ昭和おやじ的なものである証しなのかも知れんが、それはさておき、この作品、とにかく女性用バイブレーターに関する記述がやたらと多く、「性行為を嫌う彼のせいで、私には定期的に女性用のセックストイを買う習慣がある。ベッドルームには、イロハ、スヴァコム、ストロングトルネードなど、数十のローターやバイブレーターが並べられていた。最近のお気に入りはウーマナイザーだ。」といったように、女性用アダルトグッズの具体的な商品名も次々飛び出し、その方面における古市氏の造詣の深さも窺われる(さすが気鋭の社会学者!)。これまでの芥川賞候補作の中でこれほど女性用アダルトグッズのことが詳細に書かれた作品はなかったんじゃないか、などと思いながらついつい好奇心からアマゾンでイロハ、スヴァコム、ストロングトルネードといった商品名を検索。驚くなかれカスタマーレビューの中には「ちゃんと濡れていないと、ひだの所がこすれて痛いかな。クリの方も当たり方によってはちょっと痛い。でも動きはエロくてヤバいです。」といったように既に「批評」の域に達しているものまであってすっかり関心が横道にそれてしまいました。といったところで本年もよろしくお願い申しあげます。
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2018年12月31日

今年のユーチューブ大賞

 昨日行われた「輝く!日本レコード大賞」では、乃木坂46の「シンクロニシティ」が大賞に輝いたそうだが、私が勝手に決めた今年のユーチューブ大賞は「セクシー・トランペット」(1962)ということにあいなりました。今年の5月にアップされた動画のようですが、レコジャの裏表からレコード本体まで女体を舐めまわすような執念で何度もしつこく映し出しているあたりも好感が持てました。B面の「セクシー・ツイスト」については以前、別の動画で紹介させていただきましたが、A面の「セクシー・トランペット」はB面とはまったく趣が異なり、レコジャの紹介文にもあるように、「スクリーンと切りはなしても、ゾクゾクとする官能的なアッピールがあります。」
 では良いお年を!


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2018年12月30日

日大アメフト問題のルーツ

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 広報・メディアの専門雑誌「広報会議」が発表した「2018年ワースト不祥事ランキング」によれば、今年「最もイメージダウンした出来事」1位が「日大アメフット部悪質タックル問題」なんだとか。この問題、モノマネ芸人のチョコレートプラネット松尾氏が、お昼の情報バラエティ番組「バイキング」で司会を務める坂上忍氏のモノマネで、「次は日大問題でーす」を使うほど「バイキング」ではしつこく定番ネタになっており、結果、スポーツにはまったく興味がないがスポーツ業界の不祥事にだけは興味津々の当方としてはついつい見てしまうわけだが、この問題の黒幕である田中英寿理事長独裁体制のルーツを知る上で参考になったのが最近、鹿砦社から出版された「思い出そう! 一九六八年を!!山本義隆と秋田明大の今と昔」(紙の爆弾2018年12月号増刊)という小冊子。編著者は板坂剛と日大芸術学部OBの会となっていて、どうやら日大全共闘結成50周年を記念して出版されたもののようだ。第二章「五十年後の全共闘」の中で板坂剛氏いわく、「何故、闘志が蘇ったのか、というと実は五十年前と似通った状況が日大に生じたからでもあった。言うまでもないあのアメリカン・フットボール部の殺人タックル事件である。大学の権威を高めるためには、敵対する者を殺しても構わないという体育会系の精神は、日本刀を持った暴力団員と手を組んでわれわれを襲撃してきた五十年前と全く変わっていないことが判った。この事件が五十年前を想起させた理由のひとつが、現在の日大の理事長田中英寿(中田英寿ではない)が、日大闘争勃発の時点で体育会系=相撲部員であり、六七年四月二十日の弾圧事件でも学生会執行部の学生に対する陰惨な暴力事件の先頭に立っていたことが確認されていることである。」
 日大アメフト問題と日大全共闘50周年、いずれにしても日大は2018年を読み解くキーワードの一つであるようだ。
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2018年11月07日

ロシアンネーチャンの「カチューシャ」

 1917年11月7日(ロシア暦10月25日)にロシア十月革命でソビエト政権が樹立されたことから、今日、11月7日は一応、ロシア革命記念日ということになっているらしいのだが、さすがにソ連崩壊から四半世紀が経過した昨今では、本国ロシアでもこの日は祝日扱いされていないんだとか。私なんかは、ガキンチョの頃に親父が買ってきたダーク・ダックスとかボニー・jジャックスのレコードで日本語版ロシア民謡をよく聴いていたせいか、ロシアと聞くとロシア革命よりもロシア民謡の方をまず連想してしまうのだが、今回、ユーチューブで本場における「カチューシャ」関連の動画を見て、ガキンチョの頃によく聴いたダーク・ダックスやボニー・ジャックスのイメージとはまったく異なるロシアンネーチャンのポップでセクシーな「カチューシャ」の迫力にただただ圧倒されてしまいました。要するにロシア革命記念日は忘れ去られても、ロシア民謡はいまだ健在なりってことですな。



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2018年10月14日

靖国VS今上天皇

「陛下が一生懸命、慰霊の旅をすればするほど靖国神社は遠ざかっていくんだよ。そう思わん? どこを慰霊の旅で訪れようが、そこには御霊はないだろう?はっきり言えば、今上陛下は靖国神社を潰そうとしてるんだよ。わかるか?」

↑は、「週刊ポスト」10月12・19日号が報じた靖国神社宮司・小堀邦夫氏の発言(「第1回教学研究委員会定例会議」でなされたもの)だが、これが今上天皇に対する激烈な批判であり、常日頃、「不敬物件」に目を光らせている右翼団体にとって許すべからざる「不敬発言」であることは誰の目にも明らかだろう。したがって野次馬としては、全国津々浦々から右翼団体が結集して「軍艦マーチ」かき鳴らし、靖国神社に街宣をかけるという前代未聞の珍風景が見れることを内心秘かに期待(不謹慎ながら)していたのであるが、あにはからんや、それらしい動きがまったく見られないのはどうしたことか。まさかここにきて突然、全国の右翼団体が揃って日本国憲法第21条(集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。)を尊重し始めたわけでもあるまいに。つい最近も昭和天皇を主人公にしたピンク映画「ハレンチ君主 いんびな休日」(大蔵映画配給)が、右翼団体の激しい抗議活動により上映中止に追い込まれるという事態が発生、皇室タブーがいまだ厳然と存在していることを証明したばかりではなかったか。大蔵映画によるものであれ、靖国神社によるものであれ、「不敬」であることにかわりはないと思うのだが、どうもこのあたりの「不敬」偏差値(?)の基準がよくわからないのである。大蔵映画に関してば、ピンク映画史上、類を見ない珍(朕?)作が右翼団体の妨害によって闇に葬られてしまったことは、ピンク映画ファンの一人として残念至極というほかはないのだが・・・・・。

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2018年10月11日

ハズキルーペと「お尻フェチ」

 「世の中の文字は小さすぎて、読めないっ!」と渡辺謙が大声を張り上げる例のCMが何かと注目を集めているハズキルーペを当方もついに購入。「世の中の文字は小さすぎて、読めないっ!」のが購入の理由なのは言うまでもないが、もしも↓のCMがなかったとしたら、購入するまでには到らなかったかも知れない。まさにサブリミナル効果恐るべし、である。

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2018年09月22日

お尻フェチは生きづらいか

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8月号に杉田水脈衆院議員による「『LGBT』支援の度が過ぎる」と題した寄稿を掲載して物議を醸した「新潮45」が、今度は10月号で、「そんなにおかしいか『杉田水脈』論文」と題した杉田批判への反論特集を組んだことによって、ついに新潮社内部でもこの問題をめぐっての亀裂が生じてきているそうだ。そんなわけで、今回も早速購入して読んでいるところなのだが、まず、目にとまったのが文芸評論家・小川榮太郎氏の「政治は『生きづらさ』という主観を救えない」と題した一文の中に出てくる「お尻フェチ」という言葉である。
 小川氏いわく、「LGBTの生き難さは後ろめたさ以上のものだというなら、SMAGの人達もまた生きづらかろう。SMAGとは何か。サドとマゾとお尻フェチ(Ass fetish)と痴漢(groper)を指す。私の造語だ」ということなのだが、SMGはさておき、Aについてはまったく的外れな指摘であると言わざるを得ない。というのも、私自身、重度のお尻フェチを自認しながら、これまでお尻フェチゆえに生きづらさを感じたという経験がまったくないからである。小川氏には申し訳ないが、こういう気遣い(?)は端的に言って有難迷惑でしかないことを明言しておきたいと思う。

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↑クリックして拡大 
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2018年08月14日

ああ軍歌

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DVD「渥美清の泣いてたまるか」(1966年から放映された連続テレビドラマ)シリーズはこれまで全く見たことがなかったのだが、今回、友人の強い薦めによって、その第16巻(「ああ無名戦士!」と「ああ軍歌」の二本を収録したもの)を見て、二本ともなかなかの傑作だと思った。「ああ無名戦士!」の主人公(子供の頃に空襲で足を負傷)は、電車内で、傷痍軍人(白装束)のフリをして、アコーディオンを抱え、「戦後22年、祖国日本は見事に立ち直りましたが、私はいまだにこのような惨めな姿をさらしております。しかし、私とて、好きこのんでこのような姿をしているのではありません。」といった前口上とともに、「ラバウル小唄」とか「海行かば」といった軍歌を歌っては施しを得ることで生計を立てている。一方、「ああ軍歌」の主人公は、戦争で兄を失うという辛い経験のせいで、軍歌に対しては強い拒否感情を持っていて、軍歌好きの上司(山形i勲)から宴席で軍歌を歌うことを強要(今なら完全なパワハラですな!)されても頑として歌おうとしない。その結果、上司に睨まれ、ついには会社をクビになってしまうのだが、落ち込む主人公に向って、母親(賀原夏子)は、「あれだけの戦争だもの。お前みたいなのが一人ぐらいいなきゃ死んだ人は浮かばれやしないよ。」と言い放つのである。軍歌で喰いつないでいる男の話も、軍歌に拒絶反応を示してしまう男の話も、軍歌というものを通して、戦後風景の一断面を的確に捉えている点では同じであると思った。
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2018年07月30日

「新潮45」8月号を読んでみた

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自民党の杉田水脈・衆議院議員が月刊誌「新潮45」に寄せた「『LGBT』支援の度が過ぎる」という記事が大炎上中と聞いて、早速、件の記事を読んでみたのだが、なんか朝日新聞に難癖をつけるという今回の特集(日本を不幸にする「朝日新聞」)に合わせるため、無理やり「LGBT」のことを持ち出したという印象が強い。なかでもまったくもって意味不明だったのが、「マスメディアが『多様性の時代だから、女性(男性)が女性(男性)を好きになっても当然』と報道することがいいことなのかどうか。普通に恋愛して結婚できる人まで、『これ(同性愛)でいいんだ』と、不幸な人を増やすことにつながりかねません。」という文章(これ、理解できる人がいるだろうか?)。こんな支離滅裂な文章で難癖をつけられた朝日新聞こそいい面の皮である。
posted by 下等遊民 at 23:59| Comment(5) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月20日

元祖ボインの逝去

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 俳優で歌手の朝丘雪路さんが先月27日に死去していたことを今日の朝刊で知った。伝説の深夜番組「11PM」をリアルタイムで楽しんでいた世代にとっては、とにもかくにも朝丘雪路さんといえば元祖ボインといったイメージが強いのではなかろうか。昨年11月に太田出版から刊行された「巨乳の誕生ー大きなおっぱいはどう呼ばれてきたのか」(安田理央著)によれば、ボインという言葉が世間でひんぱんに使われるようになったのは、「11PM」で司会の大橋巨泉氏が、当時、番組アシスタントだった朝丘雪路さんに対してこの言葉を使った1967年以降であり、大橋巨泉氏が後年のインタビューで「歌にも登場した」と語っているのは、ボイン発言の2年後の1969年に落語家・漫談家の月亭可朝が発売したコミックソング「嘆きのボイン」(テイチクレコード)のことであるとか。youtubeで、月亭可朝の往年の名曲「嘆きのボイン」を聴きながら、元祖ボイン・朝丘雪路さんを追悼することにしたい。



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2018年04月06日

女相撲AVのすすめ

相撲の土俵上で人命救急をしていた女性に「土俵から降りてください」というアナウンスがあったことは、国内のみならず海外でも物議を醸しているそうだが、吉崎祥司氏と稲野一彦氏の共著論文「相撲における『女人禁制の伝統』について」(北海道教育大学紀要、2008年8月)によれば、日本書紀には雄略天皇の前で女性が相撲を取ったという記述があり、また室町時代や江戸時代にも、女性が相撲を取っていたという記録が残っているとのこと。では、「相撲における『女人禁制の伝統』」というのは一体いつ頃、確立されたものなのか。結局のところ、明治期に入って確立された男尊女卑的な家制度のもとで、女性が相撲から排除されていったというのが、「相撲における『女人禁制の伝統』」とやらの始まりであるようだ。 まあそんなことは、大相撲にまったく興味がない当方にとってはまったくもってどうでもいいことなのだが、とりあえず、日本相撲協会のお偉方にはたまには女相撲AVでも鑑賞することで、多少なりとも頭を柔軟にされることをおすすめしておきたい。

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2018年01月19日

学のある馬鹿

「学のある馬鹿は、学のない馬鹿より馬鹿である。」とは17世紀おフランスの劇作家モリエールの言葉だそうだが、21世紀になってもこの言葉の持つリアリティーがまったく色褪せていないことを爆笑問題の太田光がテレビ朝日「朝まで生テレビ」元旦スペシャルに出演していた東大教授IT(イニシャルからして学がありそうですな)を例に証明してくれております。

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2018年01月02日

謹賀新年

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 あけましておめでとうございます。
これまでペットの画像をブログに載せるなどという親バカじみたことは金輪際したくないと思っていたのですが、ま〜今年は戌年ってことでどうかお許しを。 
 さて、年末から新年にかけてテレビの民放がお笑い番組だらけになってしまうのは毎度のことであり、今回もいささか食傷気味ではあるんですが、年末にやったウーマンラッシュアワーの時事ネタ漫才がけっこうツボに嵌まったので削除されないうちに紹介しておきたいと思います。動画のコメント欄には、「こんなステレオタイプの時事ネタ漫才では笑えない」といった意見もありましたが、昔懐かしコロムビア・トップ・ライトの時事ネタ漫才なんか、これよりはるかにステレオタイプだったにもかかわらず大いに受けたことを思うと、ステレオタイプというのは時事ネタ漫才にとっては必ずしもマイナス要素ではないような気もするんですけどね。
 では今年もよろしくお願い申しあげます。

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2017年12月31日

蜘蛛の糸

 2017年新語・流行語大賞の年間大賞を受賞した「インスタ映え」、「忖度」をはじめ、「うんこ漢字ドリル」(古屋雄作)、「一線を越える」(今井絵里子参議院議員)、「35億」(ブルゾンちえみ)、「魔の2回生」(森山志乃芙)、 「このハゲーーー!」(豊田真由子元衆議院議員)など今年も傑作な流行語がいくつも飛び出したが、それらすべてを凌駕するほどのインパクトがあったのはやはり小池百合子都知事の「排除いたします」ではなかろうか。これに関してなかなかうまいことを言うなと思ったのは、本屋で立ち読みした某右翼雑誌の中で、作家の百田尚樹氏が都知事とまったく同じことを言っていた希望の党所属の細野豪志前衆議院議員を芥川龍之介の「蜘蛛の糸」に出てくる前泥棒カンダタに喩えていたところである。

「地獄で苦しんでいるカンダタは生前一つだけ良いことをした。踏み潰す寸前の蜘蛛に気がつき、助けた。お釈迦様はこれを嘉し、天上から蜘蛛の糸を垂らした。糸に気がついたカンダタは糸を登り始める。これを見た他の亡者どもも糸を登る。カンダタは奴らの重みで糸が切れてしまうと恐れ、下りろと叫んでしまう。その時、糸は切れるのだ。」

百田尚樹氏といえば、沖縄の反基地闘争についての的外れな誹謗中傷や歯の浮くような安倍総理礼賛などどうしようもないトンデモ作家であることは間違いないのだが、たとえ大嫌いな作家であろうとも的確な発言があればちゃんと評価するところが私のエライところでもある、とちゃっかり自画自賛したところで、皆さん、良いお年を!
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2017年12月11日

アルゼンチンタンゴの日

 日本のメディアではあまり取り上げられることもないようだが、今日12月11日は「アルゼンチンタンゴの日」であるんだとか。アルゼンチンの伝説的タンゴ歌手カルロス・ガルデルとアルゼンチンタンゴの伝説的作曲家フリオ・デ・カロ、この二人の誕生日が奇しくも同じ12月11日であることから、アルゼンチンではこの日を国民的祝日ということにしているそうだが、それはともかくとして、このアルゼンチンタンゴってやつ、ま〜実にエロいじゃありませんか(ダンスであれ、スポーツであれ、エロ目線でしか鑑賞したことのない私がそう言うんだから間違いない)。というわけで、今回は「アルゼンチンタンゴの日」にちなんで、私のパソコンの「お気に入り」に保存してあるアゼンチンタンゴ関連の動画を↓に貼り付けておくことにしたい。





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2017年11月25日

三島由紀夫と「愛国心」

 「実は私は『愛国心』といふ言葉があまり好きではない。何となく『愛妻家』といふ言葉に似た、背中のゾッとするやうな感じをおぼえる。この、好かない、といふ意味は、一部の神経質な人たちが愛国心といふ言葉から感じる政治的アレルギーの症状とは、また少しちがつてゐる。ただ何となく虫が好かず、さういふ言葉には、できることならソッポを向いてゐたいのである。この言葉には官製のにほひがする。また、言葉としての由緒ややさしさがない。どことなく押しつけがましい。反感を買ふのももつともだと思はれるものが、その底に揺曳してゐる。では、どういふ言葉が好きなのかときかれると、去就に迷ふのである。愛国心の『愛』の字が私はきらひである。自分がのがれやうもなく国の内部にゐて、国の一員であるにもかかはらず、その国といふものを向う側に対象に置いて、わざわざそれを愛するといふのが、わざとらしくてきらひである。」(三島由紀夫「愛国心」より )

 すっかり忘れ果てていたのだが、先ほどたまたま立ち寄った友人宅での雑談の中で今日が三島由紀夫の命日(憂国忌)であることを思い出した。↑に引用した文章は、三島由紀夫が自決の2年前の1968年(昭和43年)、朝日新聞夕刊に書いたものだが、49年の歳月を経ているにもかかわらず少しも色褪せた感が感じられないところはさすがである。
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2017年10月29日

北朝鮮のおかげ

 副総理兼財務相の麻生太郎氏が、東京都内の会合での挨拶の際、自民党が大勝した先の衆院選結果について「明らかに北朝鮮のおかげもある」と述べたことに対し、野党議員からは「自民党のおごりである」といった批判が相次いでいるようだが、どんなもんでしょうかね。別に「圧勝したのは自分達の力だ」と言ってる訳ではないので、「おごりである」というのはいささか的外れのような気もするのだが・・・・・。てか、これ、最近の麻生氏の問題発言の中ではダントツに事の本質を突いているような気もするんですけどね。もしかしたら、閣僚の間でもそんな話が出ていて、それをそのまんま正直に言ってしまっただけなのかも知れんではないか。麻生氏の例の個性的な口元から次はどんな問題発言(?)が飛び出すのか、ちょっと期待したい気分になってきた。
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2017年04月20日

中川俊直性務(?)官と女性用アダルトグッズ

 本日発売の「週刊新潮」4月27日号が報じている中川俊直経産政務官の重婚&ストーカー疑惑について、フジテレビの「直撃LIVE グッディ!」という番組が取り上げているのを昼間、たまたま目にしたのであるが、傑作だったのは愛人が自宅のリフォーム写真をフェイスブックにアップしたところ、中川議員がそこに写っていた工具を(風車を怪物と勘違いしたドン・キホーテよろしく)大人のおもちゃと勘違いしたという話。三田友梨佳アナはこれについて「ばかばかしい」「こんなことをお伝えするのが情けない」と嫌悪の情をむき出しにしていたが、病的に嫉妬深いといわれる中川氏のこと、妄想の中の女性用アダルトグッズに対してもめらめらと嫉妬の炎を燃やしたであろうことは想像に難くない。以下は現在、アマゾンで売られている女性用アダルトグッズの中から特にスグレモノと思われたものの画像であるが、中川氏が大人のおもちゃと勘違いした工具って一体どんなものだったのだろうか?このあたりも国会で追及してほしいものである。

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2017年03月07日

教育勅語とサド文学

10億円もの土地がわずか200万円で森友学園に払い下げられたってことが連日、テレビのニュースやワイドショーを賑わせている。その際に必ずと言っていいほど流される例の衝撃映像(児童虐待?)、すなわち、同学園が運営する塚本幼稚園の運動会で園児たちが、 「尖閣列島、竹島、北方領土を守り、日本を悪者として扱っている中国、韓国が心を改め、歴史教科書で嘘を教えないようお願いします。安倍首相ガンバレ、安倍首相ガンバレ、安保法制国会通過よかったです。」などと選手宣誓させられている映像については毎回「気色悪いな〜」と思いつつ、また同時にホラー映画でも見るような恐いもの見たさの心理も働いてついつい見てしまうわけだが、園児たちが教育勅語を誦んじている映像を見たときには唐突にも高校時代に読んだマルキ・ド・サドの「閨房哲学」(澁澤龍彦訳)のことを思いだしてしまったのである。というのも教育勅語の一節「朕(ちん)爾( なんじ)臣民(しんみん)と倶(とも)に 拳拳服膺(けんけんふくよう )して 咸(みな)其(その)徳を一(いつ)にせんことを庶幾(こいねが)う」の中の「拳拳服膺」なる四字熟語が、「道楽者へ」と題された「閨房哲学」の序文の中で実にうまく使われていたからである。もしかしてSMと教育勅語って意外と親和性があるのかも・・・・・。ちなみに、「道楽者へ」の中では「拳拳服膺」なる四字熟語がこんな具合に使われておりました。

「それから諸君、愛すべき遊蕩児よ、若いころから欲望だけを頼りとし、気まぐれだけを掟としてきた君たちは、あの厚顔無恥なるドルマンセを手本とするがよい。遊蕩生活の華々しい道を進もうとするならば、諸君もドルマンセのように、徹底的にやらなければいけない。ドルマンセの教えを拳拳服膺して、次のことを理解しなければいけない。すなわち、いやしくも男一匹として、このみじめな地球の上に誕生してしまったからには、せいぜい己れの趣味と気まぐれの範囲を拡大し、あらゆるものを快楽のために犠牲にして、辛い人生にいくらかでも薔薇色の彩りを添えようと努力すべきである、と。」

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2017年02月14日

青林堂VS青林工藝舎

 いわゆるヘイト本の出版で知られる青林堂については、ここでも一年ほど前に、「サブカル系出版社のネトウヨ化」というエントリーで取り上げたことがあったが、今度はその青林堂の社内パワハラ問題がめでたく訴訟沙汰になったそうで、こうした一連の流れを見るにつけ、青林堂における出版物と企業体質との間のあまりに見事な首尾一貫性というか論理的整合性というか、とにかくそのブレのなさにはあらためて驚嘆すべきものがあるのである。青林堂については、昨夜のテレビニュースでもかつて漫画雑誌「ガロ」を出版していた会社として紹介していたが、「ガロ」の精神を継承しているのは路線の対立から青林堂を飛び出した人達が新たに立ち上げた青林工藝舎の方であり、そのことは青林工藝舎のHPを覗いてみるだけで一目瞭然であるといえよう。



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